hallucination

広く偏った趣味とか、脳裏を過ったこととか。

2007/01/10 06:43 [Wed]

ラルクな漫画。

お仕事の関係で、「ダイアモンド・ヘッド」という漫画を読みました。

水城せとなさんの作品は少女漫画らしい要素てんこもりなのに、
展開が少女漫画らしくなくて好きです。
人間の微妙な感情が上手く描かれているなあ…といつも感心。
けっこう暗くて、普通だったらドロドロしそうなのに、
何故か残るのは清涼感。おすすめです。

「ダイアモンド・ヘッド」は、ジャンルでいえば学園もの。
でも舞台が「裁判部」な時点でかなり特殊です。

普通に読んでいても面白いんですが、
ちょっと気になったのが裁判部のひとたち。
関西弁のふわーっとした美少女に見える美少年
(ただし裁判中は神々しい裁判長に変身)
完璧主義者、犬っぽいムードメーカー、
黒くて挑発的な人。

…ナニカオモイダシマセンカ?

当然そのまんまではないんですが、
ああ、似てるなあ、参考にしたのかなあ、と
思いつつ読みすすめていたら、最終巻で…。

や、それは流石に…!!

という展開に。
(4巻あたりからそんな予兆はあったけど)

そしてそういう衝撃をくらっちゃった後は、
最後の裁判がすごいことに。
これ、今だから冷静に読めるけど、
私の中でちゃんと決着が付いていなかった数年前だったら、
泣いていたと思います。

ラルクファンにだけはカタルシスな作品を
一般の人には、ちょっと毛色の違う面白い漫画として
ちゃんと描きあげちゃう作者さん、すごいなーって思ってしまいます。

まあ、私の勝手な思い込み、という可能性も
2%くらいはありますけどね。

それでも、ラルク好きなら読んでおいて損はありません。
全5巻で、短いしね。

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